古代ローマ

ファルネーゼのアトラス|失われたブロンズの光 ― 素材から読む古代彫刻史

古代ローマが残した大理石像「ファルネーゼのアトラス」は、失われたギリシア期のブロンズ原作を写し取ったローマンコピーの代表作です。本記事では、ブロンズと大理石という素材の違いを軸に、古代ギリシア・ヘレニズム・古代ローマ三時代の彫刻史を比較しながら、アトラス像に秘められた“失われたブロンズの光”を読み解きます。
双響

マルセル・デュシャンと柳宗悦|「泉」と民藝、美の根本を問い直したふたり

マルセル・デュシャンの《泉》と、柳宗悦の民藝運動。便器と雑器――壊すことと、すくい上げること。レディメイドと用の美、正反対の二人が見つめた「美とは何か」。その問いの軌跡をたどる、美と感性の記録です。
奈良時代

正倉院と奈良|千三百年を封じた天皇の御倉と八世紀に留まる都市

千三百年の時を超えて立つ正倉院。聖武天皇ゆかりの宝物を収め、奈良が「八世紀を生き続ける」象徴として今も息づく。校倉造の構造や勅封の儀、正倉院展まで――時間を封じ、祈りと文明を伝える“永遠の倉”の魅力を解説します。
国立科学博物館

学習マンガのひみつ展 鑑賞レポート|「物語で学ぶ力」が教えてくれたこと

上野・国立科学博物館で開催中の「学習マンガのひみつ」展を鑑賞。戦前から現代までの学習マンガの進化をたどり、科学・歴史・植物・福祉など“物語で学ぶ”魅力を紹介します。知を楽しむ文化としての学習マンガを通して、学びの原点を再発見できるレポートです。
東京芸術大学大学美術館

藝大コレクション展2025「名品リミックス!」鑑賞レポート

上野の東京藝術大学大学美術館で開催中の「藝大コレクション展2025『名品リミックス!』」。模写や文様、彫刻、絵画などを通して、「学ぶためにうつす」という藝大の原点と、創造へとつながる学びの軌跡をたどる展覧会です。
国立西洋美術館

特別展「印象派 ― 室内をめぐる物語」|オルセー美術館の名品を徹底紹介

特別展「印象派―室内をめぐる物語」では、オルセー美術館の傑作が来日。モネやルノワールが描いた「室内の光」を通して、印象派の新たな魅力を紐解く展覧会です。この秋、静けさの中にひそむ光のドラマを体感してみてください。
奈良国立博物館

特別展「正倉院展2025」 徹底紹介――宝物が語る、千年の祈りと美

奈良国立博物館「正倉院展2025」を徹底紹介します。天平文化の至宝、木画紫檀双六局・平螺鈿背円鏡・天平宝物筆・瑠璃坏・蘭奢待・桑木阮咸の6つの東西の技と祈りが融合した名品を通して、天平の祈りと美を伝える正倉院展の魅力を伝えます。
大阪市立美術館

特別展「天空のアトラス イタリア館の至宝」徹底紹介

古代からルネサンスへ――特別展「天空のアトラス イタリア館の至宝」開催。大阪市立美術館に集うローマ彫刻、ペルジーノ、ダ・ヴィンチの名品が、時を超えて“いのちの輝き”を問いかけます。知と祈りの軌跡を通して、文化の本質に触れる展覧会です。
大阪市立美術館

NEGORO 根来-赤と黒のうるし 観賞記

朱と黒のコントラストが語る、祈りと美の物語。大阪市立美術館の特別展「NEGORO 根来-赤と黒のうるし」では、時を重ねて輝く朱と黒の漆の美と、地域に息づく信仰と暮らしが生んだ漆芸の深い世界を名品とともに紹介します。
青山讃頌舎

桃山陶器の魅力を伊賀で体感! ~豊国祭礼図屏風から古伊賀・現代作品まで~

伊賀市ミュージアム青山讃頌舎で開催中の特別展『いまに息づく桃山陶器』。豊国祭礼図屏風(複製)や出土した陶器、古伊賀、さらに現代作家の挑戦的な作品までを紹介。桃山時代の美意識や暮らしの息吹をつないでいく構成で展示されており、桃山陶器の多彩な魅力を一度に味わえる貴重な機会です。